マルティン・トゥルノフスキー氏は1995年6月に群響初登場。1998年4月に首席客演指揮者に就任後、18年以上の長きにわたり在任。定期演奏会を中心に多くの演奏会を指揮し、国際的に活躍したキャリアを生かしチェコの音楽にとどまらず数々の名演を手がけました。
群馬交響楽団は、群響発展の功績に感謝し、マルティン・トゥルノフスキー氏に名誉指揮者の称号を贈ります。

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マルティン・トゥルノフスキー氏 Martin Turnovsky

Martin Turnovsky1928年、プラハ生まれ。プラハ音楽アカデミーでカレル・アンチェルに指揮を学び、卒業と同時にFOK(プラハ交響楽団)にて指揮者としてデビュー。1956年、ザルツブルグでジョージ・セルの指揮セミナーを受講し、58年には、フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで第1位優勝。60年代末迄には、多くのチェコのオーケストラとの公演や客演により、チェコ屈指の指揮者としての評価を得る。この時期は、チェコ・フィルやプラハ交響楽団とのレコーディングの成功(モーツァルト、ハイドンの交響曲のほか、特にマルティヌーの交響曲第4番はレコード・グランプリを受賞)等に恵まれ、充実した活動期であった。1968年8月、ソ連軍の侵入後、オーストリアへ移住。トゥルノフスキーの国際的キャリア、在任した数々のポストは実に壮観である。ドレスデン国立歌劇場の音楽監督を二期務め、同歌劇場管弦楽団の音楽総監督を66年より68年まで務めた。75年、オスロの国立ノルウェー・オペラ劇場の音楽監督に任命され、79年から82年にはボン歌劇場の音楽監督を務めた。また、ベルリン・ドイツ・オペラ、国立シュトゥッツガルト歌劇場、ストックホルム・ロイヤル・オペラ・キャピタル・トゥールーズ劇場、ウェルシュ・オペラなど、多くのオペラ劇場の制作に携わっている。オーケストラでは、ニューヨーク・フィルを始め、クリーヴランド管弦楽団、デトロイト交響楽団、ロンドン交響楽団、バイエルン放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ウィーン交響楽団のほか世界有数のオーケストラと共演している。なお、日本では、78年に東京都交響楽団と京都市交響楽団に、84年には日本フィルハーモニー交響楽団、95年には群馬交響楽団に客演している。1992年、ビロード革命後の故国に戻り、92年から96年までプラハ交響楽団の首席指揮者を務めた。98年4月より群響首席客演指揮者、2017年7月より群響名誉指揮者。